坐骨神経痛と脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症で問題なのは坐骨神経痛と間欠性跛行



坐骨神経痛と脊柱管(脊椎管)狭窄症を考えるページ
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坐骨神経痛

坐骨神経痛は、臀部から太もも、ふくらはぎ、足先にかけての痛み、痺れの症状。

 
通常、腰痛は主訴としない患者が多い。足先にいく神経と腰部の知覚神経はことなるため。椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症など、画像診断で脊椎の異常が確認されるばあいだけとはかぎらず、原因不明のものも多い。

来院する患者を観察していると、病院で診断された症状に応じ症状の出方も異なる。

○脊柱管狭窄症:@歩いていると尻から太もも→ふくらはぎの外側へ痛み痺れ。
臨床上ではすねの部分に歩行するときに坐骨神経痛。
A肛門周辺から両足全体への灼熱間あるいは冷感などの痺れを主訴とするもの
B長時間たっていると足のすねの部分に痺れ
C通常夜間痛はおこらない。

○椎間板ヘルニア:狭窄症に似た症状の出方をする場合もある。
1から5までが全部でるわけではなく、それかひとつだけでればよい。
 @たいてい片足だけだが、多椎間にわたるヘルニア、中心性のヘルニアの場合、両足(双側)坐骨神経痛症状が発症。
 A夜間散発的にズキズキと強い痛みを発症することも。
 B座ると激痛がくるのですわれない、かといってじっとたっていることもじわじわと、坐骨神経痛がふくらはぎの外側にくるのでしんどい。
 C逆にすわっているのは楽だが、たっているのが非常にしんどい。
 D長い時間は歩けない。重症だと寝たきりに。

 痛みそのものは、ヘルニア性のほうがしんどいといえるが、これは経験したものでないとわからない。
椎間板ヘルニアは比較的働き盛りの若い層に多いが、狭窄症の場合、50代半ばからが圧倒的に多い。女性の患者も多い。

そもそもこの痛みは脊椎の異常からきているのか、確証を得ることが困難な場合も多く、症状の軽重にかかわらず麻酔、投薬、牽引などの保存療法が適応しない場合もあることが確認されている。

 患者さんならよく経験しているのでわかると思うが、なにか体を動かそうとした瞬間や、長い時間いすに座っていたり、長く歩いていたりしていたときに、臀部からあしにかけ、強烈な激痛が襲うことがままある。脊柱管狭窄症の患者は、5分もすれば突然歩けなくなることも多い。脊柱管狭窄症で問題なのはこの間欠性跛行である。

 坐骨神経痛症状は、臨床上よく拝見するがどの患者もいままで有効な治療法がなかったため、また医療機関も投薬治療がメインのためか、なかなかよくならないなどと訴える。
 
長期的な治療成績でみた場合、手術療法と、それ以外の保存療法で比較した場合、大きな差がなかったことが論文などで確認されている。

腰関係の治療法はきまったものがなく、多種多様な西洋療法、東洋医学的な療法などが存在する。